M/05 Paraatipuku【フィンランド国防軍(FDF)】


フィンランド国防軍(FDF)の官品のM/05を入手しました。
2017年(だったかな)に迷彩保護期間が終わり、某ショップの民生品が手に入りやすくなりましたが、官品との比較用に紹介します。

FDF公式フォーラムを見ると職業軍人と徴兵で迷彩の呼び方が変わるようです。
タイトルにあるParaatipukuは和訳するとパレードドレスになりますが、職業軍人の時の呼び方の様です。徴兵の場合だとLomapukuになり和訳するとバケーションスーツになります。この違いがイマイチよく分かりません。責任の所在とかが違うから分けているのでしょうか。調べても分かりませんでした。
今回は職業軍人の呼び方を取ることにします。


内側はこのようになっています。
下側のポケットに裾のドローコードが左右についています。


ひじの部分は補強されていました。これで破れるのを防いでるようです。


官品マークを示すタワータグ。
サイズは750です。少し大きめのMぐらいでしょうか。
製造はSEYNTEX。ベルギーのメーカーが製造しているようです。



某ショップの画像での判断になりますが、一番大きい点はこの右腕のポケット裁断になります。
官品はベルクロで固定するポケットですが、某ショップは裁断が違いファスナーになっています。


袖はベルクロで調整するタイプ。これは他の国と同様そうですね。


手元にあるパッチを付けてみました。
某ショップのM/05は買ったことがないのでいつか比較してみたいですね。
買う気は起きませんが。


続いてズボンです。
ズボンについては画像で判断難しかったです。画像だけで見るなら配色以外の違いが分かりませんでした。


ウエストはゴムで調整できるようになっています。
そのため、少し大きかったり小さかったりしてもこれで調整できます。


おなじみタワータグ。
ズボンは2011年 Image Wear製でした。上下両方同じタイミングで買ったのですがメーカーは違いました。
Image Wearはフィンランドの会社で軍に色々ものを卸しています。民間向けにも作業着を販売しているようです。
サイズは850で170-180cm向けの大きさです。ウエストはちょうどよかったですが、かなり裾は余りました。
上下ともに一般的な日本人は650~750サイズを買うのが一番いいかもしれません。


膝部分にはニーパッドを入れるポケットがありました。
一般兵が来ている迷彩にこういった機構があるのは珍しいんじゃないかなと思います。



M/05迷彩は比較的民生品が手に入りやすくなりましたが、民生品を買うのはお勧めしません。
全くと言っていいほど使用例が見つからないので、これからFDF装備やりたいと思っている方は官品を買うことをお勧めします。どうしても官品が手に入らない場合は、官品裁断の民生品があるのでそちらを購入しましょう。




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