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M/05 hellepuku【フィンランド国防軍(FDF)】

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今回はフィンランド国防軍(FDF)で特殊部隊や海外派兵をやる上で必須となる迷彩を入手したので紹介します。 以前、フィンランド国防軍の迷彩というブログの中でも少し紹介したリップストップM/05です。FDFではhellepukuとも呼ばれている迷彩です。 全体像を見ると大きくやはり違うのは裁断です。 通常のM/05はファスナーとボタンで留めるのですが、hellepukuはボタンのみとなっています。 また、生地についてもリップストップですので大きく違います。 右腕のベルクロについても違いがあります。通常のM/05はパッチが3つほど付けれるスペースがありますがhellepukuは2つほどしかつけれないベルクロになっています。 左側にもベルクロベースがあります。こちらについては丸形になっているのでパッチはかなり限定されます。主にUNのパッチを付けていたりマリのパッチが付けられていたりします。 1枚目の全体写真を見ていただくと左右のベルクロベースの少し下にボタンがあると思います。腕の内側には袖をまとめるための機能が付いており、これを使うことで半袖の様に腕をまくることができます。 正面を開けると真ん中にゴム紐があります。 こちらにベレー帽を刺している人がよくいるので、そういう様につけられたものなのか調べてみましたが分かりませんでした。 服の内側、背中側にあるのではなく胸側にタグがあります。 お馴染みタワーマーク。 サイズは748で2010年Image Wear製でした。 hellepukuについてはImage Wearのタグが付いているものしか確認できていないので、もしかしたらImage Wearのみが製造しているかもしれません(確証はないです) 続いてパンツになりますが、パンツは特筆して変わった部分はないので一部のみ紹介。 パンツ部分のウエストにも通常のM/05と同じゴムでウエストサイズを調整できる機能がありました。 通常のM/05と違った点としては裾の部分にも調整ゴムがありました。 これはあまり弄ったことがないので恩恵がわかりません。パンツをブーツの外に出したときに引っかからないように締めたりするかもしれないですね。 ズボン側のタグ。正面ポケット側の裏面にありました。 サイズ748、2007年Image Wear製でした。 手持ちのパッチを付けるとこのような感じです。 今回は...

M/05 Paraatipuku【フィンランド国防軍(FDF)】

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フィンランド国防軍(FDF)の官品のM/05を入手しました。 2017年(だったかな)に迷彩保護期間が終わり、某ショップの民生品が手に入りやすくなりましたが、官品との比較用に紹介します。 FDF公式フォーラムを見ると職業軍人と徴兵で迷彩の呼び方が変わるようです。 タイトルにあるParaatipukuは和訳するとパレードドレスになりますが、職業軍人の時の呼び方の様です。徴兵の場合だと Lomapukuになり和訳するとバケーションスーツになります。この違いがイマイチよく分かりません。責任の所在とかが違うから分けているのでしょうか。調べても分かりませんでした。 今回は職業軍人の呼び方を取ることにします。 内側はこのようになっています。 下側のポケットに裾のドローコードが左右についています。 ひじの部分は補強されていました。これで破れるのを防いでるようです。 官品マークを示すタワータグ。 サイズは750です。少し大きめのMぐらいでしょうか。 製造はSEYNTEX。ベルギーのメーカーが製造しているようです。 某ショップの画像での判断になりますが、一番大きい点はこの右腕のポケット裁断になります。 官品はベルクロで固定するポケットですが、某ショップは裁断が違いファスナーになっています。 袖はベルクロで調整するタイプ。これは他の国と同様そうですね。 手元にあるパッチを付けてみました。 某ショップのM/05は買ったことがないのでいつか比較してみたいですね。 買う気は起きませんが。 続いてズボンです。 ズボンについては画像で判断難しかったです。画像だけで見るなら配色以外の違いが分かりませんでした。 ウエストはゴムで調整できるようになっています。 そのため、少し大きかったり小さかったりしてもこれで調整できます。 おなじみタワータグ。 ズボンは2011年 Image Wear製でした。上下両方同じタイミングで買ったのですがメーカーは違いました。 Image Wearはフィンランドの会社で軍に色々ものを卸しています。民間向けにも作業着を販売しているようです。 サイズは850で170-180cm向けの大きさです。ウエストはちょうどよかったですが、かなり裾は余りました。 上下ともに一般的な日本人は650~750サイズを買うのが一番いいかもしれません。 膝部分にはニーパッドを入れるポケットがありま...

IFAK【フィンランド国防軍(FDF)】

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フィンランド国防軍で使用されているIFAKを手に入れました。 IFAKポーチについては別で大きいのもあるのですが放出も見た事がないのとメーカーすら分からないので手に入りません。 ポーチから出すとこのような感じです。 内容としてはペンライト、エマージェンシーバンテージ、エマージェンシーブランケット、負傷者記録のカードです。CATは付属してませんでした。 空いてるスペースにCATを入れてみましたが、CATのプラ部分が干渉してポーチに収納できませんでした。 負傷者記録カードの詳細。 カラフルでかなり見やすそう&使いやすそうですね。 Innoflame oyというメーカーです。 調べると医療系のポーチを納入しているメーカーの様です。 ちなみにこれを入れているポーチはIFAK専用のポーチではなく、M05マガジンポーチに入れています。 ジャストフィットですが、取り出しにくいです。 フィンランド国防軍はこのマガジンポーチに別の物を入れたりしているのをよく見かけます。

M/05アーマー【フィンランド国防軍(FDF)】

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【M/05アーマー(旧)】 フィンランド国防軍で使用されている旧型のM/05アーマーです。 グローインアーマーも付属しています。 グローインアーマー側についているベルクロで固定することができます。 旧M/05アーマーはグローインアーマーを使用している例はほとんど見られませんでした。 背面はこのようになっていました。 背面の真ん中にあるポケットにプレートを入れます。 アーマーを開くと、真ん中にタグがあり、固定用のベルトがあります。 タグの拡大画像。サイズはMでした。 FDFの官品マークもしっかりついていました。 ソフトアーマーを入れる箇所にもタグがありました。 前面にも同様のものがあります。 前面にあるポーチにRKのマガジンを入れてみました。 非常に使いにくいです。 アーマーの装着は左側からのみ可能です。 首元のアーマーは脱着不可です。 ベストを組み合わせてみました。一般的なポーチ配列です。 せっかくなので2人のポーチ配列を組み合わせてみたものを。 個人的にはこういった空いてる部分が少ない方が好みです。 【M/05アーマー(現)】 現行のものは手元にないので写真で。 現行はアーマー本体にMOLLEが付くようになりました。アーマー本体にポーチを付けている写真をISAFなどで見かけてはいますが、基本アーマー+ベストの運用の様です。