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M/11 Combat Shirt【フィンランド国防軍(FDF)】

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今回はフィンランド軍をやる上で非常に入手困難なコンバットシャツを入手することができましたので紹介していきます。 まずは全体像から。 こちらはM/11 Combat Shirtになります。 以前紹介したリップストップM/05と同様に非常に入手困難なものになります。 私も5年近くフィンランド軍装備をやっていますが、今回入手するまでサイトで物が出ているのすら見たことがありませんでした。 続いてタグになります。 2018年製でDomino Workwear Oy製。サイズはM。私の体は平均的な日本人の身長ですが、腕が少し余るぐらいで全体的にはちょうどいいサイズでした。 お馴染みの官品マークも。 Domino Workwear Oyはタンペレに本社を置くフィンランドの作業服の会社。 2019年に Touchpointという会社に買収されたようです。 ではコンシャツを細部を見ていきましょう。 右腕のポケットにはポケットの蓋にもベルクロがありますが左側上部にはありません(1枚目) 更に見ていくと袖部分には左右ともにポケットがあります(2枚目) Crye G3ぐらいしか他のコンシャツを持ったことがないのですが、あまり他の国のコンシャツでこの配置にポケットがあるのを見たことがないです。 その上部にはエルボーパットを入れるスペースがあります。 本職が付けているようにパッチをつけました。 5月にこれを着てサバゲに行ってきたのですが、めちゃくちゃ暑かったです。 やはり北欧の軍隊なので生地が厚いため汗が止まりませんでした。 今回M/11を入手できたことでM/17の装備だけでなく過去の写真でM/05アーマーをつけていたがM/11だったから再現できなかった装備まで広げることができるようになりました。

M/17アーマー【フィンランド国防軍(FDF)】

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 今回はフィンランド国防軍(FDF)の最新アーマーであるM/17を入手できました。 全体像はこうなります。部屋のスペースの都合上一部切れてますがご了承を。 アーマーと銘打ってますが、どうみてもプレキャリですね。ただフィンランド国防軍公式を確認すると歩兵装備の中にアーマーとして記載されているので、公式に則りアーマーとして本ブログでも紹介します。 それでは早速詳細を見ていきましょう。 他の国同様、ベルクロで調整するタイプです。 あまり他の国のプレキャリを知らないので比較できませんが縦にベルクロが並んでるのは個性的だなと感じました。 続いて背面です。 ゴムで調整しています。この辺は特殊などで使われているM/13と一緒の様です。 ただクイックリリースがないので不便かもしれません。 そして負傷したときに引っ張ってもらう紐も背面に格納されていました。 続いてサイド部分。 中には2つペロッとしたゴムが入っていました。片方には官品を示すタワーマーク。 ここにもソフトアーマー入れるようですが本職で入れてそうな人は少なそう…。 続いてアーマーの内側。クッションが表裏両方についています。 そしてこれ外せます。つけている本職もいれば外している本職もいるので、本人次第でしょう。個人的にはあった方がいいなと一回つけて思いました。 続いて肩の調整部分。 非常に不安になるぐらいのレベルでペラペラです。本職に聞いてみたところ、やはりこの部分が千切れてしまうといったケースは何件か報告されているようです。 では、アーマーの収納部分に行きましょう。 見ての通り2段構成になっており、引っ掛かりがある部分にプレートを入れる箇所だと思います。前面にはソフトアーマーの様です。 3枚目、4枚目はプレート(風呂マット制SAPIとソフトアーマー)を入れた写真です。 そして実はこのソフトアーマー、官品のソフトアーマーになります。 インスタで知り合ったフィンランド人に300ユーロで譲ってもらいました。 その際、実はグローインパネルも一緒につけてもらいました。現状、日本国内にはソフトアーマー、グローインパネルを持っているのは私だけだと思います。 グローインパネルについてもソフトアーマー付きです。収納はちょっとやりにくかったです。ゴムでチャックの部分が一部ふさがれているので、切ったりしている人もいるとか。 グローインパ...

M/05 hellepuku【フィンランド国防軍(FDF)】

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今回はフィンランド国防軍(FDF)で特殊部隊や海外派兵をやる上で必須となる迷彩を入手したので紹介します。 以前、フィンランド国防軍の迷彩というブログの中でも少し紹介したリップストップM/05です。FDFではhellepukuとも呼ばれている迷彩です。 全体像を見ると大きくやはり違うのは裁断です。 通常のM/05はファスナーとボタンで留めるのですが、hellepukuはボタンのみとなっています。 また、生地についてもリップストップですので大きく違います。 右腕のベルクロについても違いがあります。通常のM/05はパッチが3つほど付けれるスペースがありますがhellepukuは2つほどしかつけれないベルクロになっています。 左側にもベルクロベースがあります。こちらについては丸形になっているのでパッチはかなり限定されます。主にUNのパッチを付けていたりマリのパッチが付けられていたりします。 1枚目の全体写真を見ていただくと左右のベルクロベースの少し下にボタンがあると思います。腕の内側には袖をまとめるための機能が付いており、これを使うことで半袖の様に腕をまくることができます。 正面を開けると真ん中にゴム紐があります。 こちらにベレー帽を刺している人がよくいるので、そういう様につけられたものなのか調べてみましたが分かりませんでした。 服の内側、背中側にあるのではなく胸側にタグがあります。 お馴染みタワーマーク。 サイズは748で2010年Image Wear製でした。 hellepukuについてはImage Wearのタグが付いているものしか確認できていないので、もしかしたらImage Wearのみが製造しているかもしれません(確証はないです) 続いてパンツになりますが、パンツは特筆して変わった部分はないので一部のみ紹介。 パンツ部分のウエストにも通常のM/05と同じゴムでウエストサイズを調整できる機能がありました。 通常のM/05と違った点としては裾の部分にも調整ゴムがありました。 これはあまり弄ったことがないので恩恵がわかりません。パンツをブーツの外に出したときに引っかからないように締めたりするかもしれないですね。 ズボン側のタグ。正面ポケット側の裏面にありました。 サイズ748、2007年Image Wear製でした。 手持ちのパッチを付けるとこのような感じです。 今回は...

M/05 Paraatipuku【フィンランド国防軍(FDF)】

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フィンランド国防軍(FDF)の官品のM/05を入手しました。 2017年(だったかな)に迷彩保護期間が終わり、某ショップの民生品が手に入りやすくなりましたが、官品との比較用に紹介します。 FDF公式フォーラムを見ると職業軍人と徴兵で迷彩の呼び方が変わるようです。 タイトルにあるParaatipukuは和訳するとパレードドレスになりますが、職業軍人の時の呼び方の様です。徴兵の場合だと Lomapukuになり和訳するとバケーションスーツになります。この違いがイマイチよく分かりません。責任の所在とかが違うから分けているのでしょうか。調べても分かりませんでした。 今回は職業軍人の呼び方を取ることにします。 内側はこのようになっています。 下側のポケットに裾のドローコードが左右についています。 ひじの部分は補強されていました。これで破れるのを防いでるようです。 官品マークを示すタワータグ。 サイズは750です。少し大きめのMぐらいでしょうか。 製造はSEYNTEX。ベルギーのメーカーが製造しているようです。 某ショップの画像での判断になりますが、一番大きい点はこの右腕のポケット裁断になります。 官品はベルクロで固定するポケットですが、某ショップは裁断が違いファスナーになっています。 袖はベルクロで調整するタイプ。これは他の国と同様そうですね。 手元にあるパッチを付けてみました。 某ショップのM/05は買ったことがないのでいつか比較してみたいですね。 買う気は起きませんが。 続いてズボンです。 ズボンについては画像で判断難しかったです。画像だけで見るなら配色以外の違いが分かりませんでした。 ウエストはゴムで調整できるようになっています。 そのため、少し大きかったり小さかったりしてもこれで調整できます。 おなじみタワータグ。 ズボンは2011年 Image Wear製でした。上下両方同じタイミングで買ったのですがメーカーは違いました。 Image Wearはフィンランドの会社で軍に色々ものを卸しています。民間向けにも作業着を販売しているようです。 サイズは850で170-180cm向けの大きさです。ウエストはちょうどよかったですが、かなり裾は余りました。 上下ともに一般的な日本人は650~750サイズを買うのが一番いいかもしれません。 膝部分にはニーパッドを入れるポケットがありま...